看護師は便利屋さんじゃない

入院している患者さんの中にはとても遠慮がちな人もいますが、反対にすごく横柄な人もいます。またそうではなく、すごく人懐っこい性格の患者さんなどもいるのですが、一番困るのは看護師に対してどんなことでもお願いしてくる患者さんになります。例えば売店でジュースを買ってきて欲しいとか、おにぎりを買ってきて欲しいなんて言われても看護師としてはそういった患者さんの希望を聞くわけにはいきません。看護に対してはもちろん様々なことを聞いていますが、こういったお買い物等に関しては看護師は何でも屋ではないので患者さんのわがままには付き合えませんよね。

この部分を誤解して、どうして患者が頼んでるのにお願いを聞いてくれないんだと怒るような患者さんもいるのですが、やっぱり看護師は看護師であり、何でも屋ではないからテレビのカードがなくなってもテレビのカードを買ってくるなんていうことはできません。またタバコが吸いたくても足の怪我をしていて、喫煙所に移動することができない患者さんなどは、病室で吸えるようにとお願いしてくるようなこともあるのですが、やっぱりこういった願いも聞いてあげることはできません。もう少し患者さんもモラルを持ってくれたら良いなと思ったりすることがあります。

看護師は何でもしてくれる優しい天使だと思っている患者も多い。

看護師のイメージは患者さんの言うことを何でも聞いてくれて、いつも笑顔で接してくれるというものがほとんどだと思うので、ついついわがままを言ってしまう患者さんがいるようです。特に笑顔が多かったり、話し方が柔らかい看護師の場合には、患者さんに様々なお願い事をされてしまったりすることもあるようですね。足の不自由な患者さんを日光の光の下に出すため車椅子のままお散歩に付き合うなんていうことはあると思いますが、だからといって売店で買い物してくるなんていうことはできないとハッキリ断るべきだと思います。

病気や怪我を治すために必要な看護と、患者さんの居心地が良いように言う事を聞くは全くの別物ですから、こういった部分の違いはしっかりと理解してもらうことが大切ではないでしょうか。患者さんに対し笑顔で接することは非常に大切なことですが、しっかりとラインを引いてこれ以上は無理という意思表示をしなければなりません。どんなことでも聞き入れるのが看護師ではなく、必要に応じて患者さんを叱ってあげることも大切だと思うので、万が一自分のわがままを聞いてくれずに怒る患者さんがいたら反対に少し注意してあげるのも良いことだと思います。